スキャルピングに取り組むときは、数ティックという値動きでも欲張ることなく利益に繋げるという心得が必要となります。「更に高騰する等という思いは捨て去ること」、「欲張る気持ちをなくすこと」が大事なのです。
為替の動きを予想する時に必ず実施されるのが、ファンダメンタル分析とテクニカル分析ですが、より大事になってくるのは「チャートを見て、これからの為替の方向性を予測する」テクニカル分析の方になります。
システムトレードにおいては、自動売買プログラム(EA)に従ってテクニカルポイントに達した時に、システムが間違いなく買ったり売ったりをします。しかしながら、自動売買プログラムについては投資する人がセレクトする必要があります。
レバレッジと言いますのは、入金した証拠金を資金として、最大でその額面の25倍の売買が認められるというシステムを指しています。例を挙げると、50万円の証拠金でもって20倍のレバレッジをかけたとすると、1000万円の売買ができてしまうのです。
FX取引をする場合は、「てこ」みたく小さい額の証拠金で、その額の何倍という取り引きが可能になっており、証拠金と本当の取り引き金額の倍率を「レバレッジ」と称しているのです。
スワップポイントに関しては、「金利の差額」だと考えていただいて構いませんが、現実的に獲得できるスワップポイントは、FX会社に払うことになる手数料を引いた額になります。
FX会社毎に特色があり、素晴らしい所もあればそうでもない所もあるのが通例ですから、始めたばかりの人は、「いずれのFX業者でFX口座開設をしたらいいのか?」などと困ってしまうのではないかと推察します。
デイトレードと申しますのは、スキャルピングの売り買いするタイミングをもっと長めにしたもので、総じて数時間以上1日以内に決済してしまうトレードだと言えます。
収益を手にするには、為替レートが注文した時のレートよりも有利な方に変動するまでジッとしていなければなりません。この状態を「ポジションを保有する」と表現するのです。
ビックリしますが、同じ1円の値動きだとしても、レバレッジ1倍ならば1万円の損益ということになりますが、10倍でしたら10万円の損益ということになります。要するに「レバレッジが高くなるほど損失が出る危険性も高まる」と言えるわけです。
デモトレードをスタートする時は、FXに必要不可欠な証拠金がデモ口座(仮想の口座)に、数百万円という金額の仮想マネーとして入金してもらえます。
「デモトレードでは実際のお金で痛い目に遭うわけではないので、精神上の経験を積むことが困難だ!」、「ご自分のお金を使ってこそ、初めて経験が積めることになるわけだ!」と言われることが多いです。
スプレッドと称されるのは、トレードにおける「買値と売値の差額」のことです。このスプレッドこそがFX会社に徴収される手数料であり、各FX会社で設定額が違うのが通例です。
MT4に関しては、昔のファミコンのような器具と同じようなもので、本体にソフトを挿入することで、初めてFX取引をスタートさせることができるのです。
FX取り引きの中で使われるポジションと言いますのは、担保とも言える証拠金を納めて、香港ドル/円などの通貨ペアを売買することを言うのです。因みに、外貨預金には「ポジション」というコンセプトはありません。